雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。 自由とはそういうことだ!

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仮想現実の中、廃人のように狩る人間がいてもいい。
自由とはそういうことだ!



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文章力の高さに感服

最近「夢をみた」という事実は覚えているけれども、夢の内容まで覚えていない。
こういう夢って起きたときに疲労感と寝汗がすごいよね。

2006.12.20  牛  編集

最近夢を見るほど寝てないなぁ・・・
このアタシが!

こんなに覚えられるものなんですね。。夢っていいよねー。怖いけど。

2006.12.20  桧  編集

>牛さん
文章なんて書こうと思えば案外書けるもんですよ!
長文書いてると、サーバーエラーが出てパーになっちゃいそうで怖いよね…。
いやぁ、ワードに書くのがめんどくさくって…( ̄▽ ̄;)
こんな夢見たの久しぶりなもんで、ちょっと感動(?)してしまいましたよ( ̄▽ ̄;)


>桧
脅威の12月生活。
夢って実は毎日見てて、それを忘れてるだけらしいよ!
夢っていいよね…。夢日記は究極のアイデアメーカーらしいで!
いつも枕元に夢日記!!Σd(≧▽≦)

2006.12.20  えるえー  編集

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2006.12.19

category: その他

夢を見た。怖い、夢を。

夢を見た。怖い、夢を。




そこで、僕は死んでいた。なぜだかわからないが、僕は死んでいるのだ、ということは理解できた。
その部屋には、約30ほどの椅子が並べられており、出入り口はない。
椅子には、一人の男が座っていた。年はおそらく30代前半。知的で、それでいて好奇心旺盛そうな光を目に宿した人だ。

僕は男の隣の椅子に座った。自己紹介をしよう、と思ったのだが、なぜか自分の名前が思い出せない。呼び名がないと不便なので、僕は「えるえー」と名乗っておいた。男は「教授」と名乗った。
教授は、何かの実験をしていた結果、どこかでミスが起こりその事故で死んだ、と話してくれた。やはり、死んでしまった人らしい。何の研究かは、教えてくれなかった。

教授はどうやら、この状況について少し知っていることがあるようだった。直にそう聞いたわけではないが、彼のすこし興奮した様子や、時々口から漏れるやはり、などの言葉からそうだと読み取ることができた。

しばらく教授と話していると、次々と人が部屋に現れてきた。どこから現れたかはわからない。どうやらみな、自分が死んでいるんだという自覚を持っているらしい。多少うろたえた様子でそれぞれが椅子に座り、雑談を始める。

やがてすべての椅子が埋まると、部屋に出口が現れた。どうやら約30人ほどの集団の平均年齢は低いらしく、最も年上だった教授が先頭に立ち部屋を出た。まるで、高校か大学生の一団のようだ。

部屋から出ると、そこには入り口と出口があるだけの部屋が続いていた。部屋から部屋へ。時たま階段だけの部屋やなどもあった。お互いに雑談していた時間のせいか僕達はわりと打ち溶け合っていた。最初はみんな黙々と歩いていたのだが、道が延々と続くうちにあちらこちらで会話が聞こえるようになった。

先頭で教授とぽつぽつと言葉を交わしながら歩いていると、後ろから声をかけられた。小さな女の子と、その姉だろうか、少しだけ年上に見える女性だった。女の子はようこ、女性は銀子と名乗った。本名ではないのだろう。

銀子は、やわらかい笑みを浮かべて、話した。小さな声で話したが、聞き取りづらいとは思わなかった。静かな、よく澄み渡った声だった。彼女の口から発せられる言葉は、どれも心に響くことだろう。
まるで銀子(※1)のようだ、と思った。いや、だから生前、銀子と呼ばれていたのかもしれない。

どこか「あの子」と似ている。「あの子」とは対極にある印象を受ける。顔の造形はまったく違うのに「あの子」にそっくりだと思ってしまう。

・・・あの子とは誰だろう。確かに覚えている。しかし、思い出せない。思い出せないけど、覚えている。よくわからない不快感が身を包む。


どのくらい歩いただろうか。30分だったかもしれないし、2週間だったかもしれない。僕達は「口」へたどり着いた。そこで僕達はぐしゃぐしゃに噛み砕かれ、租借され、飲み込まれる。痛みはまったく感じなかった。どこか、すがすがしさすら感じる。

たどり着いたのは、巨大な図書館のようなところだった。黒い天井に明るい照明がつき、3メートルもありそうな本棚を照らしている。そこらには、黒い円筒状の椅子のようなものがいくつも置かれていた。


教授が僕達に言った。


私は生前、心霊学者(心霊学者と言ったかどうかは定かではない。なにか、そのような存在だということは理解できた。)をやっていた。私達は死んでいる。この図書館で陣を描くように歩くと死後の魂の管理官側への扉が開かれる。そちら側に行けば、生き返るのも、生き返らせるのも自由だ。私はこの研究の事故で、死ぬことになった。
生き返りたいものは、ついてくるといい。

馬鹿げた話だ、とは思わなかった。なぜかその言葉には、説得力・・・いや、なにか得体の知れない強制力のようなものがあった。
その言葉に心を揺らされたものたちは、教授の後ろに続いた。僕はついていった。「あの子」を生き返らせてあげなくては。あの太陽のような微笑を、もう一度、見たい。
僅かではあったが、後ろに続かないものもいた。銀子とようこは、本棚の前に立ち本を探していた。

教授は複雑に湾曲した進路をとり、僕達もそれにつづいた。少しすると、僕の目前に僕が現れた。教授の目前に教授の後ろにいる人たちが現れた。後ろの人たちの目前に教授が現れた。

教授は、ここでは時間の概念がゆがんでいるのだ、と説明してくれた。どうやら目前に現れた僕は、過去、もしくは未来にこのルートを通った僕らしい。教授は「えるえー君、いるかい」と何度も後続がルートを外れていないか確認した。


しばらくすると、教授が立ち止まった。どうやら、あとはここをまっすぐ進めば「そこ」にたどり着けるらしい。教授は歩を進めた。


教授が見えなくなったころに、次は僕が歩を進めた。一人づつ、前が見えなくなってから進んだ。
しばらくすると、「そこ」にたどり着いた。なんの目印も無いそこが、なぜ「そこ」だとわかったのか。

上を見上げると、天井がエレベーターのように降りてきた。降りてきた足場には、教授がいた。教授は言った。どうやら、上には2人までしかいけないらしい。ともに行こうじゃないか。
僕は教授ともっとも親しく話していた。だから、僕を誘ったのだと思う。「あの子」を生き返らせなくては。「あの子」の笑顔が見たい。あの太陽のような微笑を、もう一度。例え、どんなことをしても。

僕は一歩を踏み出した。足場が上へと上がる。上の階につく。そこには、黒いローブを頭からかぶった男・・・いや、性別はわからなかった。人かどうかすら確信がもてなかった。ただ、その人のような者達が3人、待ち構えていた。彼らは言った。よくここまでたどり着いた。さぁ、行こうではないか。

僕と教授は柵を乗り越え、彼らのいる階へと足をつけた。そこでようやく、僕はその階の容貌を見た。




赤。紅。朱。緋。燃え盛る炎。おそろしく巨大なマシンガンで、頭を撃ちぬかれる人。おそらくは核であろう爆弾で、体をあっという間に溶かされてしまう人。うめき声を発しながら体を震わせる、蝋人形のようなもの・・・どろどろの人をかたどったソレ。そして、巨大な本棚。1冊が2メートルもあろうかと思われるほど巨大な本が、今にも崩れそうなまでにつみあがっている。


ここは違う!いや、例えそうでも僕にここをいく勇気は無い!


足の竦んだ僕に、教授は振り返りこういった。どうしたんだい、早く行こう。知的な光が消えた、ぎらぎらした目で。

僕は振り返り、柵を飛び越え足場にもどり、下の階へと逃げ出した。図書館へと戻ってみると、そこはなぜか薄暗かった。寒い。こっちへきて初めて寒いと感じた。
みんなは、黒い円筒状の椅子に座り各々本を読んでいた。僕はみんなの所に駆け寄ると、近くにいたミッシェル(そう名乗った。少し太った眼鏡の男)の腕を取り寒いよ、といった。ミッシェルは何も反応しない。思いっきり体重をかけて、腕を引いた。ミッシェルは、ひどく緩慢な動きで僕のほうに体を倒し始め、バランスが危うくなったであろう体制で「おっと」とひどくゆっくり時間をかけて口にし、ゆっくりと体制を立て直した。

僕とみんなとで、時間の流れが、ずれている?

それはとても絶望的なことに思えた。しかし、僕がゆっくり行動すれば問題ないんじゃないか、という考えがすぐに生まれた。僕はゆっくり、大きな声で彼の名前を叫んだ。
彼は、やはり緩慢な動きでこちらを見ると、ゆっくりと口を開いて言った。

「なんだ?この光は・・・。この光から、えるえーの声が聞こえた・・・」










僕は彼が何を言っているのか理解できなかった。したくなかった。してしまった。










彼には、僕が、まるで蛍の発する僅かな光のようにしか見えていない!


僕は恐怖した。あわててあたりを見渡す。彼女を探す。探す。探す。あれだけ明るかった天井の照明は、僕には消えて見えている。探す。探す。こんなにも、暗い。探す。探す。探す。僕の不安を増長する。探す。いた、銀子だ!

いそいで彼女のそばへ駆け寄る。恐る恐る、話しかける。しかし・・・















彼女は、やはり僕を認識してはくれなかった。彼女だけではない。ようこや、ほかのみんなも、誰しもが僕を認識してはくれない。エレベーターには戻れない。あそこは、その実態が何なのにせよ恐ろしすぎる。


僕の心に深い、深い絶望が去来する。いや、去来しようとした。時間がゆっくりと感じられた。絶望が、じわり、と心にしみこみ始めるのが知覚できた。しかし、そこまでだった。








僕は夢から逃げ出した。






※1.銀子―――――小説『泥の河』宮元輝作に登場する少女。
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文章力の高さに感服

最近「夢をみた」という事実は覚えているけれども、夢の内容まで覚えていない。
こういう夢って起きたときに疲労感と寝汗がすごいよね。

2006.12.20  牛  編集

最近夢を見るほど寝てないなぁ・・・
このアタシが!

こんなに覚えられるものなんですね。。夢っていいよねー。怖いけど。

2006.12.20  桧  編集

>牛さん
文章なんて書こうと思えば案外書けるもんですよ!
長文書いてると、サーバーエラーが出てパーになっちゃいそうで怖いよね…。
いやぁ、ワードに書くのがめんどくさくって…( ̄▽ ̄;)
こんな夢見たの久しぶりなもんで、ちょっと感動(?)してしまいましたよ( ̄▽ ̄;)


>桧
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夢って実は毎日見てて、それを忘れてるだけらしいよ!
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2006.12.20  えるえー  編集

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